2019年11月29日に公開された映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』。
この記事では、映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の予告編
ある日、リョウは、香りを嗅いだだけで、他人を魅了してしまう「キューピッドの香水」を守ってほしいと依頼を受ける。しかし、何者かに一瞬の隙を突かれて、香水の入った鞄を奪われてしまう。
香水の効果を試していたリョウとカオリは、香水の効果が永遠に消えなくなる48時間のタイムリミットの中、様々な問題に立ち向かいながら、香水の奪還を強いられることになる。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のあらすじ（ネタバレなし）
冴羽獠（さいばりょう）は、ボディーガードや探偵などの仕事を請け負う「何でも屋」＝「シティーハンター」として依頼を請け負ってきた。しかし、彼は裏社会ではかなりの実力を持ちながらも、女性が大好きという欠点を抱えており、美女を見るたびに鼻の下を伸ばしては相棒のカオリに追い掛け回されていました。
ある日、リョウはとある依頼を受けることになります。待ち合わせ場所に現れた男性からの依頼内容それは、自分の父か開発した「キューピットの香水」を警護してほしいというものでした。
ですが、一瞬のスキを狙って、バイクに乗った男に香水の入ったカバンを盗まれてしまいます。その、盗まれたカバンの中に入っている香水を取り返すため、リョウとカオリは様々な戦いを繰り広げます。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の解説
北条司さんの漫画『シティーハンター』を、フィリップ・ラショーによる監督・脚本・主演によって映画化した作品です。
漫画では、日本が舞台となっていますが、映画では舞台はフランスに変更されています。原作ではリョウは飛行機恐怖症という設定になっていますが、映画では飛行機に乗って目的地に向かうなど映画版なれではの設定となっています。
『シティーハンター』の映像作品では初めてとなる、原作に登場している闇の組織の「ユニオン・テオーペ」が描かれています。
公開から2週間で、フランスでは観客動員100万人を突破し、160万人を最終的には突破しました。
また、日本では、主要キャラクターの忠実な再現度が公開前から話題になっていました。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のみどころ
日本で人気の漫画やアニメ作品はですが、それが海外の俳優さんや、フランスという舞台でどのように表現されるかというのが見どころになります。
フランスならではの舞台設定の中、原作の面白さやキャラクターの魅力というのが、しっかりと表現されています。アクション部分の迫力のすごさから、原作にはないストーリーで、原作ファンの方も、とても新鮮な気持ちで見ることができる映画です。
フィリップ・ラショーさんの、シティーハンターに対する愛を感じられ、それにより作品をより良いものにしようという気持ちが伝わってくる作品になります。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の感想
日本で大人気のアニメが、海外の役者さんによって演じられ、原作ファンでも、そうではなくてもこの作品を楽しめると感じました。面白いシーンから、アクションシーンから、目が離せずに飽きることなく見られる映画です。
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』の登場人物・キャスト
リョウ（ニッキー・ラーソン）フィリップ・ラショー
カオリ（ローラ・マルコーニ）エロディ・フォンタン
サエコ（エレーヌ・ランベルティ）ソフィー・モーゼル
パンチョタレク・ブダリ（フランス語版）
ジルベール・スキッピージュリアン・アルッティ（フランス語版）
ドミニク・ルテリエディディエ・ブルドン（フランス語版）
映画『シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション』のスタッフ
監督 – フィリップ・ラショー
製作 – クリストフ・セルヴォーニ（フランス語版）、マルク・フィズマンさん（フランス語版）
原作 – 北条司『シティーハンター』
脚本 – フィリップ・ラショー、ピエール・ラショー、ジュリアン・アルッティ（フランス語版）、ピエール・デュダン
撮影 – ヴァンサン・リシャール
美術 – サミュエル・テッセール
衣装 – クレア・ラカズ
編集 – アントワーヌ・ヴァレイユ
音響効果 – フロリアン・ファーブル、松田昭彦
音楽 – マキシム・デプレ、ミカエル・トルディマン
