映画『エリン・ブロコビッチ』をネタばれナシで紹介!

映画

2000年5月27日に公開された映画『エリン・ブロコビッチ』。
この記事では、映画『エリン・ブロコビッチ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『エリン・ブロコビッチ』の予告編


交通事故に遭い、さらには賠償金をも取り損ねた無職のシングルマザー、エリン・ブロコビッチ。彼女は担当弁護士の事務所に押しかけて、そこで働き始めることになりました。そんな時、ある巨大企業による環境汚染の実態を偶然知ってしまった彼女は、情熱と正義感によって、その無謀とも思えるような戦いに挑むのですが、、、?

映画『エリン・ブロコビッチ』のあらすじ(ネタバレなし)

3人の子供を抱える、シングルマザーのエリン・ブロコビッチ。彼女は子供を抱えていては仕事探しもままならない中、ある日信号無視の車に衝突されてしまいます。こちらに過失のない事故なのでなんとか裁判では勝ち取ろうと考えたエリンは、弁護士のエドワードの協力の中裁判に挑みますが、証言時の言葉遣いの荒さが災いして、敗訴してしまいます。

事故で負傷してしまったにも関わらず、賠償金を得ることができなかったエリンは、エドワードの事務所で働くことになります。ある日、彼女は巨大企業による環境汚染の実態を知ってしまい、その企業へと立ち向かうことに。

映画『エリン・ブロコビッチ』の解説

この映画は、2000年にアメリカで制作され、アメリカ西海岸を拠点とするPG&Eと戦ったエリン・ブロコビッチの半生を描いた作品です。主演を務めたジュリア・ロバーツの演技は各国で絶賛され、第73回アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞主演女優賞(ドラマ部門)、英国アカデミー賞主演女優賞、ナショナル・オブ・レビュー主演女優賞、さらに全米映画俳優組合賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞など数多くの賞を受賞しました。

また、この作品の元となった女性、エリン・ブロコビッチ本人は、この映画にウェイトレス役としてカメオ出演しています。

映画『エリン・ブロコビッチ』のみどころ

この映画の最大の見どころは、実話ベースで描かれた、社会の不条理と戦う、女性の強く美しい姿だと思います。自由奔放で、なおかつ豪快で、常識の斜め上を超えていく主人公を見事に演じきったジュリア・ロバーツの演技は必見です。

公害訴訟という重いテーマを扱いつつ、ここまで面白く、見ているだけで勇気が出るような、完成度の高い脚本に仕上がっていることに感動しました。主人公の派手な見かけとは想像もつかないような卓越した調査力や正義感のギャップが、この作品のエンターテイメント性、ユニークさをより高めているように感じます。

映画『エリン・ブロコビッチ』の感想

勇気を持って何者かに立ち向かっていく女性の姿は本当にカッコ良く、観ているだけで憧れます。アカデミー賞他多数の賞を受賞したジュリア・ロバーツの演技には必見です。実話を元にしたストーリーは、作品の世界観をより魅力的なものにしているように感じます。見ているだけで勇気が出る映画が見たい!という人には是非お勧めしたい一作です。

映画『エリン・ブロコビッチ』の登場人物・キャスト

エリン・ブロコビッチ:ジュリア・ロバーツ
エドワード・L・マスリー(英語版):アルバート・フィニー
ジョージ:アーロン・エッカート
ドナ・ジェンセン:マーグ・ヘルゲンバーカー
チャールズ・エンブリー:トレイシー・ウォルター
カート・ポッター:ピーター・コヨーテ
パメラ・ダンカン:チェリー・ジョーンズ

映画『エリン・ブロコビッチ』のスタッフ

監督:スティーブン・ソダーバーグ
脚本:スザンナ・グラント(英語版)
製作:ダニー・デヴィート、マイケル・シャンバーグ(英語版)、ステイシー・シェア
製作総指揮:ジョン・ハーディ

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