2008年9月20日に公開された映画『ウォンテッド』。
この記事では、映画『ウォンテッド』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『ウォンテッド』の予告編
会社員として平凡な業務の中、青年ウェスリーはあるきっかけで美人諜報員フォックスと出会います。凶悪組織に勧誘されたウェスリーは自分も諜報員としての能力を開花させていくうちに、自分の父親や組織、仲間について知ることになります。ハードな銃撃戦からこれは命令ではない、宿命だと感じていくうちにつれて、背後にある陰謀が明らかになっていきます。
映画『ウォンテッド』のあらすじ(ネタバレなし)
会社で経理部員として働く青年ウェスリーは毎日の単調な業務に嫌気を差していました。ある日、何者かに狙われたウェスリーは謎の美女フォックスに助けられ、彼女が所属する凶悪組織フラタニティに案内されます。そこに現れた組織のボス・スローンから、自身の父親が凄腕ミスターXであったことを聞かされます。自分が狙われた経緯や、姿を消した父親の存在、闇の諜報員クロスを知ったウェスリーは、陰謀を暴くため過酷な訓練を受けることになります。そしてメキメキと特殊能力を見出しいくウェスリーは、組織の掟や仲間の真実に辿りついていきます。
映画『ウォンテッド』の解説
2008年に公開されたアメリカの有名女優アンジェリーナ・ジョリーと実力派イギリス人俳優ジェームズ・マカヴォイ主演のアクション映画です。公開後、大反響を呼んだ話題作でもあり、今までにないストーリー展開と迫力のあるアクションシーンに高評価を得ています。組織のボスを演じるアメリカ人ベテラン俳優モーガン・フリーマン、平凡な青年を闇の諜報員に勧誘する美人諜報員も見逃せません。過酷な訓練を受ける主人公や、組織の仲間の存在、過激なカーチェイスで標的を追うアクションシーン、そして自身の父親の存在や組織の真実を暴いていきます。
映画『ウォンテッド』のみどころ
大人しく会社で働いていた青年ウェスリー演じる俳優ジェームズ・マカヴォイが闇の諜報員になるまでの訓練とミッションで、能力を活かしていく姿が高揚感が高まってくる展開です。私生活に入り込む命の恩人で組織で唯一の美人女性諜報員フォックスを演じる女優アンジェリーナ・ジョリーとの関係や、コンピを組み、ターゲットを追いつけていくシーンが見どころです。また、本作で諜報員のテクニックとして用いられている銃攻撃の弾丸をカーブさせ標的を撃つシーンや大規模な襲撃シーンに注目です。秘密裏に動く凶悪組織のボスから計画的にターゲットを仕留める任務を遂行しながら、陰謀の真相が明らかになっていくストーリー展開です。
映画『ウォンテッド』の感想
会社で今までのストレスや鬱憤をぶちまけ退職した主人公が、最強の諜報員として成長していく姿にスカーっとするシーンと、ターゲットをカーブで打つ銃撃、諜報員となったウェスリーの成長と真実が暴かれていきます。
映画『ウォンテッド』の登場人物・キャスト
ウェスリー・ギブソン:ジェームズ・マカヴォイ
フォックス:アンジェリーナ・ジョリー
スローン:モーガン・フリーマン
ペクワースキー:テレンス・スタンプ
クロス:トーマス・クレッチマン
ガンスミス:コモン
キャシー:クリステン・ヘイガー(英語版)
リペアマン:マーク・ウォーレン
ミスターX:デヴィッド・パトリック・オハラ(英語版)
エクスターミネーター:コンスタンチン・ハベンスキー
ブッチャー:ダト・バフタゼ
バリー:クリス・プラット
ジャニス:ローナ・スコット
プジャ:ソフィヤ・ハキュエ(英語版)
映画『ウォンテッド』のスタッフ
監督:ティムール・ベクマンベトフ
脚本:マイケル・ブラント、デレク・ハース、クリス・モーガン
製作:マーク・E・プラット、ジム・レムリー、ジェイソン・ネッター
製作総指揮:ゲイリー・バーバー、ロジャー・バーンボーム、ガイヤー・コジンスキー、アダム・シーゲル、マーク・シルヴェストリ
原作:マーク・ミラー、J・G・ジョーンズ
原案:マイケル・ブラント、デレク・ハース
撮影:ミッチェル・アムンドセン
プロダクションデザイン:ジョン・マイヤー
衣装デザイン:ヴァルヴァーラ・アヴジューシコ
編集:デヴィッド・ブレナー
音楽:ダニー・エルフマン
VFX:フレームストア