映画『ビッグ・フィッシュ』をネタばれナシであらすじ・みどころを紹介!

映画

2004年5月15日に公開された映画『ビッグ・フィッシュ』。
この記事では、映画『ビッグ・フィッシュ』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ビッグ・フィッシュ』の予告編

父・エドワードが余命いくばくもないことを聞いたウィル・ブルーム。身重の妻・ジョセフィーンを連れ、実家へ戻りました。3年ぶりの我が家、ベッドに横たわるエドワードと相変わらず美しい母サンドラ。ウィルが思い出すのは、嫌で仕方がなかったエドワードの作り話でした。

本作は、ダニエル・ウォレスのベストセラー「ビッグフィッシュ – 父と息子のものがたり」が原作。エドワードが語る作り話の世界を描いた、ファンタジー作品です。

映画『ビッグ・フィッシュ』のあらすじ(ネタバレなし)

妊娠中の妻・ジョセフィーンとパリで暮らすウィル・ブルーム。父・エドワードが余命いくばくもないことを聞き、アリゾナにある実家へジョセフィーンを連れて帰ることに。エドワードは、作り話をする人気者でした。

大事な結婚式でも、主役である自分たちを差し置き、いつものように作り話をしているエドワードに愛想がつきたウィル。以降、3年もの間、エドワードには関わらないようにしていました。大きなベッドに横たわるエドワード、いつも美しい母・サンドラ。

3年ぶりに実家に帰ったウィルが思い出すのは、エドワードからさんざん聞かされてきた作り話でした。魔女と呼ばれる老女の話や、町にやってきた巨人・カールと旅をした話。ウィルは、そんな作り話ばかりするエドワードを理解できずにいたのでした。

映画『ビッグ・フィッシュ』の解説

本作の監督を務めるのは、巨匠ティム・バートン。その奇抜な映像センスと独特の世界観で「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」など、数々の話題作を生み出したことから、映像の魔術師と呼ばれています。父と子の和解というテーマが根底にある本作。

ティム・バートン自身も、本作を手掛ける前年に父親を亡くし、また子供を授かっていることから、本作はティム・バートンの思いがつまった作品でもあります。ちなみに、これまで数々のファンタジー作品を手掛けてきたティム・バートン。現実世界を舞台に描いたのは、本作が実質初なんだそうですよ。

映画『ビッグ・フィッシュ』のみどころ

本作は、エドワードが語る作り話の登場人物たちが見どころ。この世との別れ方を写す目を持った老女、町を襲う巨人のカール、幻の町スペクターの住人たちなど、個性的なキャラクターが盛りだくさんです。

ちなみに、カール役を演じるのはマシュー・マッグローリーは、229mの高身長。その体形と低い声を生かし、「メン・イン・ブラック2」などの人気作に出演している俳優です。また、ユアン・マクレガーが演じる若き日のエドワードと、未来の妻となるサンドラの運命的な出会いを描いたシーンにも大注目。

美しいサンドラに一目ぼれしたエドワードの心情を、ティム・バートンならではの演出で表現しています。その美しい映像は、本作の名シーンとも言えることでしょう。

映画『ビッグ・フィッシュ』の感想

自分で作ったおとぎ話ばかりしている父・エドワードにうんざりしていた息子・ウィル。そんな2人の愛と絆を描いた、優しさあふれる物語でした。ファンタジーと現実を華やかな色調で演出している本作は、巨匠ティム・バートンの代表作の1つとも言える作品です。

とても温かく感動的なラストシーンは、涙してしまうこと間違いなしです。

映画『ビッグ・フィッシュ』の登場人物・キャスト

エドワード・ブルーム(回想):ユアン・マクレガー
エドワード・ブルーム:アルバート・フィニー
ウィル・ブルーム:ビリー・クラダップ
サンドラ・ブルーム:ジェシカ・ラング
ジェニファー・ヒル / 魔女:ヘレナ・ボナム・カーター
サンドラ・ブルーム(回想):アリソン・ローマン
ベネット医師:ロバート・ギローム
ジョセフィーン・ブルーム:マリオン・コティヤール
巨人カール:マシュー・マッグローリー
ミルドレッド:ミッシー・パイル
ノザー・ウィンズロー:スティーブ・ブシェミ
エーモス・キャロウェイ団長:ダニー・デビート

映画『ビッグ・フィッシュ』のスタッフ

監督:ティム・バートン
脚本:ジョン・オーガスト
原作:ダニエル・ウォレス「ビッグフィッシュ – 父と息子のものがたり」
製作:ブルース・コーエン、ダン・ジンクス
、リチャード・D・ザナック
製作総指揮:アーン・シュミット
音楽:ダニー・エルフマン
撮影:フィリップ・ルースロ
編集:クリス・レベンゾン

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