映画『下妻物語』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想を紹介!

映画

2004年5月29日に公開された映画『下妻物語』。
この記事では、映画『下妻物語』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『下妻物語』の予告編


茨城県下妻市を舞台にして描かれた物語。服を買うお金のために偽ブランド品の販売を始めたロリータファッションが大好きな女子高生の桃子と、そこに買いにきた特攻服を着た不良少女のイチゴが出会い価値観も服装も正反対の二人が奇妙な友情で結ばれてゆく青春コメディ。

わたし根性ねじまがってまーす。桃子とイチゴの、あまくない友情!?

映画『下妻物語』のあらすじ(ネタバレなし)

わけあって茨城県下妻市で暮らすことになった女子高生の桃子。クールな内面とは違いフリフリのロリータファッションが大好きな桃子は服代を稼ぐために偽ブランド品を売り始める。

そこで特攻服を着たヤンキー娘のイチゴと出会う。自分を怖がらない桃子を気に入ったイチゴは友達になろうとするが桃子はイチゴを遠ざけようとする。しかし、徐々にイチゴのペースに巻き込まれ心を開いていく桃子。

見た目も、価値観も、育ってきた環境も正反対の二人がさまざまな冒険をしていくうちに友情がめばえていく姿をコメディチックに描かれている青春友情物語。

映画『下妻物語』の解説

40館規模での公開予定だったが、評判を呼び最終的に156館で公開されました。2004年に5月にカンヌ国際映画に併設されたフィルム・マーケットで「Kamikaze Grils」(神風ガールズ)と題して上映が決定し公開される。

2006年にはカンヌ国際映画祭と並行して行われたカンヌJr’フェスティバル(青少年向け映画のコンペ)にて邦画初となるグランプリを獲得。フランスでは邦画としては過去最大となる約100館での上映が決定

映画『下妻物語』のみどころ

桃子を演じるロリータファッションの深田恭子さん、イチゴを演じる特攻服を着た土屋アンナさん対象的な二人の魅力や可愛さはもちろん登場人物に豪華なメンバーが揃っているところも見どころの一つです。

自分らしくいられる、そんな自分を受け入れてくれる女子同士の本物の友情がテンポ良く描かれています。コメディ要素が満載な内容にもかかわらず主人公の生き方に自分を重ね共感したり、感動してしまったり、とても奥の深い物語です。

他にも舞台となっている茨城県下妻市の有名な場所がチラホラ出てくるのでチェックしてみても楽しいと思います。

映画『下妻物語』の感想

深田恭子さんのロリータファッションが、とても似合っていて可愛かったです。土屋アンナさんの役もピッタリで女子にありがちな「どっちが可愛い?」という会話がでてこないほど、違い過ぎる二人の魅力に釘付けになってしまいます。

こんな青春時代があったらきっと楽しいだろうなと思わせてくれる映画です。

映画『下妻物語』の登場人物・キャスト

深田恭子:竜ヶ崎桃子
土屋アンナ:白百合イチゴ
小池栄子:亜樹美
宮迫博之:桃子の父
篠原涼子:桃子の母
阿部サダヲ:一角獣の龍二
樹木希林:桃子の祖母
本田博太郎:ダメ親父がいた組の兄貴分
生瀬勝久:パチンコ屋店長
岡田義徳:BABY’THE STARS SHINE BRIGHT社長・磯部
荒川良々:八百屋の若旦那
矢沢心:舗爾威帝劉の総長ミコ
真木よう子:BTSSB Staff
福田麻由子:Young Momoko
太田美穂:主婦
木村祐一:Yakuza
ジリ・ヴァン:French Rococo
入江加奈:白百合イチゴの母親

映画『下妻物語』のスタッフ

監督:中島哲也
脚色:中島哲也
原作:嶽本野ばら
企画:宮下昌幸・濱名一哉
プロデューサー:石田雄治・平野隆・小椋悟
撮影:阿藤正一
美術:桑島十和子
音楽:菅野よう子
音楽プロデューサー:金橋豊彦
録音:志満順一
音響効果:岡瀬晶彦
照明:木村太朗
編集:遠山千秋・小池義之
衣装デザイン:遠山ちづる

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