2022年5月20日に公開された映画『五等分の花嫁』。
この記事では、映画『五等分の花嫁』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『五等分の花嫁』の予告編
「五等分の花嫁」は、「週刊少年マガジン」において連載された春場ねぎさんによる漫画作品を原作としてTBSで放映されたテレビアニメ「五等分の花嫁」を完結する劇場版作品です。
勉強が苦手で落第寸前となっていた五つ子の姉妹の家庭教師として、彼女たちを高校卒業へと導くために奮闘を続けた高校生である上杉風太郎と五つ子との日常や恋の行方を描いた作品です。
映画『五等分の花嫁』のあらすじ(ネタバレなし)
高校生の上杉風太郎は、勉強が苦手な五つ子の姉妹の家庭教師になり勉強を教えるものの、最初の頃は、五つ子のうち一人を除き、風太郎のことを快く受け入れませんでした。
しかし、風太郎が彼女たちと向き合ったことで、次第に心の距離を埋めることに成功し、信頼を得ていきます。五つ子の中には、風太郎へ想いを抱く者も現れ始め、風太郎を巡って恋の争いが勃発するのでした。
時が経ち、風太郎の努力が実を結ぶことになります。無事に高校3年生へと進級することができた五つ子たちは、修学旅行も終えて、いよいよ卒業が間近となり、それぞれが未来について考え始めるのでした。
同じ時間を過ごしてきた途中で、風太郎への恋心を覚える五つ子たちと、彼女たちに惹かれていく風太郎が映し出されます。
映画『五等分の花嫁』の解説
「五等分の花嫁」は、2022年5月20日にポニーキャニオンの配給によって公開されたアニメ映画です。
春場ねぎさんによる漫画作品で、講談社より発刊されている「週刊少年マガジン」の2017年8号にて読み切り作品として掲載されました。その後、読者へのアンケート結果を受ける形で、2017年36・37合併号から2020年12号まで、「週刊少年マガジン」にて掲載され、さらに2022年25号においては「122+1話」の形として読み切り作品が掲載されています。
この映画は、これらの掲載作品を完結するものとして、TBSによって製作されました。
映画『五等分の花嫁』のみどころ
五つ子と言っても性格は全く異なる5人。
そのせいもあって、風太郎の苦労が絶えることはありません。意見が食い違うことも多く、対立や衝突も多く発生します。けれど、それでも最後には互いに互いのことを尊重し認める形で、前に進もうとするのでした。
物語の最後は、五つ子のうちの一人と風太郎が結婚する展開になっています。風太郎と五つ子のうちの一人が結婚式を挙げるという衝撃を持つ物語の始まりであることもあり、最後に風太郎に選ばれる相手が誰なのかということが気になるストーリー展開が繰り広げられていきます。
最後に選ばれる相手に意外という感想を抱く人もいるでしょうが、物語全体を深く読み解く時、彼女以外の相手はいないのではないでしょうか。
映画『五等分の花嫁』の感想
青春ラブコメディの王道のようなアニメを原作としたストーリーを大人になって観ると、滑稽に思えることが多く、この作品もその域を超えないだろうと思いながら観ると、意外なストーリー展開に痛い目に遭うという作品でした。
映画『五等分の花嫁』の登場人物・キャスト
上杉風太郎:松岡禎丞
中野一花:花澤香菜
中野二乃:竹達彩奈
中野三玖:伊藤美来
中野四葉:佐倉綾音
中野五月:水瀬いのり
映画『五等分の花嫁』のスタッフ
監督:神保昌登
原作:春場ねぎ
脚本:大知慶一郎
キャラクターデザイン:勝又聖人
美術監督:扇山秋仁