映画『スパイダーマン:スパイダーバース』をネタばれナシで紹介!

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2019年3月8日に公開された映画『スパイダーマン:スパイダーバース』。
この記事では、映画『スパイダーマン:スパイダーバース』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の予告編


スパイダーマンことピーター・パークの訃報が流れ、ニューヨーク全体が悲しみに暮れていた頃、新たなスパイダーマンが誕生しようとしていました。スパイダーマンの意志を受け継ぐのは、13歳の少年マイルス・モラレス。しかし、マイルスはまだその力を上手くコントロールできずに失敗ばかりでした。

そんなある日、別次元で活躍するスパイダーマンたちがマイルスのもとへ現れます。世界興行収入3億ドルを突破したほか、第91回アカデミー賞では長編アニメーション賞映画賞を受賞するなど、高い評価を受けた本作。

「スパイダーマン」シリーズ史上初のCGアニメ作品にして、シリーズ最高傑作の作品です。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のあらすじ(ネタバレなし)

10年以上もの間、スパイダーマンに守られてきたニューヨーク。マイルス・モラレスは転校先の進学校になじめず、ゆううつな毎日を過ごしていました。そんな中、遅刻して出席した授業でグウェンに出会います。その夜、寮を抜け出したマイルスは、叔父のアーロンとともに古い地下トンネルへとやってきました。

壁にスプレー缶でグラフィティーを描くマイルス。その時、放射線を浴び変異したクモがマイルスの手をかみました。その翌日、制服が小さくなったり手がくっついたりと、体の異常に気づき戸惑うマイルス。

漫画のスパイダーマンと同じことが起きていることを知ったマイルスは、再び地下トンネルへとやってきました。すると突如スパイダーマンと怪物・グリーンゴブリンとの戦いに遭遇。マイルスは、その激しい戦いに巻き込まれてしまいます。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の解説

これまで、トビー・マグワイアやトム・ホランドなどの人気俳優たちが主演を務め、何度も実写映画化されてきた「スパイダーマン」シリーズ。本作は、実写映画では表現しきれなかったスパイダーマンの魅力を、最大限に引き出したCGアニメーション作品です。

第91回アカデミー賞では、常連のピクサーやディズニー作品を破り、長編アニメーションを受賞。
コミックの世界を、そのまま表現したような革新的技術が高評価を受けました。本作で監督を務めるのは、本作が監督デビュー作となったボブ・ペルシケッティ、「ガーディアンズ伝説の勇者たち」を手がけたピーター・ラムジー、そしてアニメに携わったのが本作が初めてとなるロドニー・ロスマンの3人。

特に、ボブ・ペルシケッティとピーター・ラムジーはアニメーター、ストーリーボードアーティストで活躍した経歴の持ち主です。演出やキャラクターデザインなど、アメコミの魅力を堪能できる作品となっています。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のみどころ

運命を受け入れたマイルスが、スパイダーマンとして覚醒するシーンは鳥肌もの。ヒーローとして人間として、大きく成長したマイルスの姿に胸が熱くなります。また、別次元からやってきたスパイダーマンたちにも大注目です。

ヒーロー活動を優先するあまり、家庭が悲惨な状態になったピーターやスパイダーウーマンのグウェン、モノクロ世界からやってきたスパイダーマン・ノワール。そして日本のアニメ少女のようなペニー・パーカーは、変異したクモにかまれたロボットを操縦し敵と戦います。

さらには、放射線を浴び変異した豚にかまれたクモのスパイダー・ハムなど、みんな人種や性別もバラバラ。個性豊かでにぎやかなスパイダーマンたちに笑ってしまうこと間違いなしです。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の感想

スパイダーマンの特徴でもあるウェブスイングや敵とのアクションシーンなど、その激しい動きはCGアニメーションならでは。まるで、コミック版のスパイダーマンの世界にいるような感覚におちいります。

また、家族愛や友情のきずなも描かれており、映像のみならず物語も笑えて泣ける大満足の作品でした。

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』の登場人物・キャスト

マイルス・モラレス/スパイダーマン:シャメイク・ムーア
ピーター・パーカー/スパイダーマン :ジェイク・ジョンソン
グウェン・ステイシー/スパイダーグウェン:ヘイリー・スタインフェルド
スパイダーマン・ノワール:ニコラス・ケイジ
SP//dr /ペニー・パーカー:キミコ・グレン
ピーター・ポーカー/スパイダー・ハム:ジョン・ムレイニー
ウィルソン・フィスク/キングピン:リーヴ・シュレイバー
メイ・パーカー:リリー・トムリン

映画『スパイダーマン:スパイダーバース』のスタッフ

監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
脚本:フィル・ロード、ロドニー・ロスマン
原作:スタン・リー、スティーヴ・ディッコ
(「スパイダーマン」)、ブライアン・マイケル・ベンディス、サラ・ピシェリ(英語版)(「マイルス・モラレス」キャラクター創作)
製作:アヴィ・アラッド、フィル・ロード&クリストファー・ミラー、エイミー・パスカル、クリスティーナ・スタインバーグ
製作総指揮:ウィル・アレグラ、ブライアン・マイケル・ベンディス、スタン・リー

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