映画『陽のあたる教室』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想を紹介!

映画

1996年4月27日に公開された映画『陽のあたる教室』。
この記事では、映画『陽のあたる教室』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『陽のあたる教室』の予告編


元バンドマンの主人公グレンは、30歳を過ぎても音楽家として成功する夢を諦めずにいた。作曲する時間を確保するため、生活の足しにしようとある高校で音楽教師として勤務します。

しかし、想定していた以上に教師としての仕事に時間を取られ、音楽に興味のない学生にどのように音楽の良さを伝えるか悩みます。そんな時、理解ある妻アイリスとの間に徳望も子供ができるのだが。。

映画『陽のあたる教室』のあらすじ(ネタバレなし)

アメリカ・オレゴンで作曲家の夢を諦められないグレンは、妻の理解のもの、生活のために余儀なくジョンFケネディー高校で音楽教師として働き始めます。しかし、教師の仕事は思った以上に忙しく、学生のマーチングバンド部の顧問や放課後の生徒の対応する中、学校での仕事を楽しむようになっていました。

落ちぶれた生徒に音楽が如何に素晴らしい科目でかるかを伝えようとしていた矢先、妻アイリスとの間に息子が誕生します。しかし、生まれて間も無く子供に先天性の疾患があることを知ったグレンは、その絶望感を反動に音楽を通して手に負えない生徒たちに情熱を持ち出します。

映画『陽のあたる教室』の解説

この映画は、ゴールデングローブ賞の最優秀脚本賞にノミネートされ、アメリカ人ベテラン俳優リチャード・ドレイファスは、ゴールデングローブ賞の主演男優賞とアカデミー主演男優賞にノミネートされました。
また、音楽を担当したマイケル・ケイメンによるオーケストラの楽譜と多くのクラシック音楽が挿入歌として披露されています。

主題歌である交響曲「陽のあたる教室」では、 カメンが編曲を加え、1997年のグラミー賞最優秀楽器編曲賞を受賞しました。その後、マイケル・ケイメンは楽器を購入できず、音楽の授業を十分に実施できない学校に楽器を寄付する活動をするため財団を設立しています。

映画『陽のあたる教室』のみどころ

元バンドマンであるグレンの音楽に対する情熱と、愛する妻と新たに誕生する息子のために、落ちぶれた学生が多い高校に教師として働きながら、自分の夢を諦めながらも、学生に音楽の素晴らしさを伝えようと奮闘するあたりが見どころです。

徐々に学生の変化を感じるグレンでしたが、生まれた子供に障害があったことで絶望的な状況から、教師として人生で大切なものは何かということを教えていきます。しかし、時代の波と共に、学校の経営状況は難航、卒業生の言葉を支えに、グレンがどのように結末を迎えるのか、感動するストーリー展開です。

映画『陽のあたる教室』の感想

本編の上演時間が2時間弱あるので時間がある時にじっくり見たい人におすすめのヒューマンドラマ映画です。音楽に情熱を持つ主人公が自身の夢や家族への想いから、音楽教師として推し溢れた学生たちを更生させていく姿に成長と感動がある作品です。

映画『陽のあたる教室』の登場人物・キャスト

グレン・ホランド:リチャード・ドレイファス
アイリス・ホランド:グレン・ヘドリー
ビル・マイスター:ジェイ・トーマス
ヘレン・ジェイコブズ校長:オリンピア・デュカキス
ジーン・ウォルターズ教頭:ウィリアム・H・メイシー
ガートルード・ラング:アリシア・ウィット
ルイス(ルー)・ラス:テレンス・ハワード

映画『陽のあたる教室』のスタッフ

監督:スティーヴン・ヘレク
脚本:パトリック・シェーン・ダンカン
製作:テッド・フィールド、マイケル・ノリン、ロバート・W・コート
製作総指揮:スコット・クルーフ、パトリック・シェーン・ダンカン
音楽:マイケル・ケイメン
撮影:オリヴァー・ウッド

タイトルとURLをコピーしました