映画『レディプレイヤー』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想を紹介!

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2018年4月20日に公開された映画『レディプレイヤー』。
この記事では、映画『レディプレイヤー』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『レディプレイヤー』の予告編


自らの姿をアバターへと変えて、様々な理想を叶えることができるヴァーチャル・リアリティの世界、「オアシス」。その創設者の没後に、「オアシスの3つの謎を解き明かしたものに莫大な資産とその仮想世界を譲る」との遺言が発表されました。そんな全世界を巻き込むような、仮想世界をめぐる争奪戦に、17歳の少年が挑みます。

映画『レディプレイヤー』のあらすじ(ネタバレなし)

2045年、気候変動や環境汚染、さらには政治の機能不全などによって世界は荒廃していました。そのため、スラム街で暮らすことを余儀なくされた人々は、「オアシス」と呼ばれる仮想現実=VR世界に現実逃避し、その世界に入り浸っていました。

そのオアシスの創設者、ハリデーの没後に、彼の遺言が発表されます。「オアシスの3つの謎を解き明かしたものに莫大な資産とその仮想世界を譲る」。この発表を受けて、全世界を巻き込む、仮想世界をめぐる争奪戦が始まります。17歳の少年テオは、ハリデーが隠したアイテムを探すために、ゲームに挑みます。

映画『レディプレイヤー』の解説

ワーナー・ブラザーズ映画とデ・ライン・ピクチャーズは、アーネスト・クラインの「ゲームウォーズ」の映画化権を出版前に獲得することに成功し、脚色作業はクライン自ら担当することとなりました。クラインが執筆した初稿に、エリック・イーソンとザック・ペンによるリライトによって完成されました。

この作品の監督を手がけたスティーヴン・スピルバーグにとっては、「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」以来となるアクション・ファンタジー映画作品となりました。また、この映画の全世界興行収入は、約1億7500万ドルであり、日本でも25.5億円を記録しました。

映画『レディプレイヤー』のみどころ

この映画の最大の見どころは、最新の映像技術を駆使した圧倒的な映像美だと思います。魅力的な仮想現実の世界を、美しい映像によって繰り広げられる演出で表現しているこの作品は、誰もが一度は憧れたことがあるような仮想現実の世界を鮮やかに描写しています。

その魅力に、思わず作品の世界の中に入ってしまいたいと思える没入感を感じます。また、鮮やかな仮想現実の世界と対照的に描かれている現実世界の苦しさ、重さ、リアリティに圧巻されます。現実に普及しつつある身近なテーマを扱っているため、どことなく親近感を感じる作品となっています。

映画『レディプレイヤー』の感想

娯楽SFアドベンチャー映画としては一級品のクオリティを誇るこの作品は、幅広い年代の人に見てもらいたいと思います。多くのキャラクターを生かしつつ、夢のようなヴァーチャルワールドを作り上げ、魅力的な作品に仕上げたスピルバーグ監督の力量には、いつ見ても感動させられます。まだ見たことのない人は、是非見ていただきたいです。

映画『レディプレイヤー』の登場人物・キャスト

ウェイド・オーウェン・ワッツ :パーシヴァル – タイ・シェリダン
サマンサ・イヴリン・クック :アルテミス – オリヴィア・クック
ノーラン・ソレント :ベン・メンデルソーン
ヘレン・ハリス :エイチ – リナ・ウェイス
アイロック : T・J・ミラー
オグデン・モロー : サイモン・ペッグ
ジェームズ・ドノヴァン・ハリデー : アノラック – マーク・ライランス
ゾウ / ショウ :フィリップ・チャオ

映画『レディプレイヤー』のスタッフ

監督:スティーブン・スピルバーグ
製作:ブルース・バーマン、ドナルド・デ・ライン、クリストファーーデファリア
製作総指揮: アダム・ソムナー、ダニエル・ルピ、クリス・デファリア、ブルース・バーマン
脚本:アーネスト・クライン、ザック・ペン
撮影:ヤヌス・カミンスキー
美術:Guy Bradley、Gavin Fitch、Claire Fleming、Martin Macrae、Stuart Rose、Mark Scruton、Remo Tozzi
編集:マイケル・カーン、サラ・ブラッシャー
音楽:アラン・シルヴェストリ

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