2012年2月25日に公開された映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』。
この記事では、映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』の予告編
2009年に亡くなったドイツの有名な舞踏家「ピナ・バウシュ」のドキュメンタリー映画です。
ヴィム・ヴェンダース監督が、ピナ・バウシュの人生ともいえる演劇と舞踏との融合を捉えた映像を作り上げています。
ピナ・バウシェが美術監督を務めていた舞踏団のダンサーたちが彼女の振り付けたダンスを披露しています。様々なダンスが展開されています。
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』のあらすじ(ネタバレなし)
2009年に亡くなったドイツの世界的に有名な舞踏家でもあり、振付師でもあるピナ・バウシェ本人と、ピナ・バウシェが手掛けたダンスにスポットが当てられています。
ピナ・バウシェの生前の偉大な軌跡や、振り付けによるコンテンポラリー・ダンスなどで構成された作品になっています。
ピナ・バウシェが長年、美術監督を務めていた舞踏団のダンサーらが、屋内外でダンスを披露しています。ピナ・バウシェの才能を感じつつ、ダンサーたちの迫力あるダンスシーンは目が離せません。鍛え上げられた体や、しなやかな体の動きなど、言葉ではなく体で表現するすごさを感じられます。
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』の解説
2011年2月13日にドイツで公開されました。日本での公開は、2011年10月25日です。
第61回ベルリン国際映画祭にて、コンペティション外でプレミアム上映が行われました。第84回アカデミー賞では、外国語英語部門として、ドイツ代表で選出されました。また、長編ドキュメンタリー映画賞にノミネートされました。
ヨーロッパ映画祭では、ドキュメンタリー賞を受賞しています。他にも、様々な賞にノミネートされています。この作品は、2009年に亡くなったドイツの振付師である「ピナ・バウシュ」のドキュメンタリ―映画になります。
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』のみどころ
ピナ・バウシェという方を知っている人も知らない人も、ダンスのすごさに目が釘付けになる作品です。
言葉を使わすにダンスや、体の動きで表現することのすごさや、体で何かを表現するために、体をどんなふうに動かすといいのか、どのようにすればしなやかに体が動くのかなど、見ていて圧倒されます。そして、ダンスのすごさと、舞台で使用されている音楽が様々にあるため、そこも見どころ、聴いていて面白い点になります。
屋外でのダンスは、背景もきれいで、一つの作品としてとても美しくて、見とれてしまいます。ダンスの世界で生きている人たちの真剣な姿を見ることができる作品です。
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』の感想
歌ではなく、体で表現するというのがこんなにもすごいものなのだと圧倒されました。
みんな同じように持っている体を、こんな風に動かすことで表現できるのかと、これを表現するためにどんなトレーニングをしているのだろうなど、とても興味深い作品でした。
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』の登場人物・キャスト
ピナ・バウシュ
ドキュメンタリー映画のため、役名はありません
映画『Pina ピナバウシュ 踊り続けるいのち』のスタッフ
監督:ヴィム・ヴェンダース
脚本:ヴィム・ヴェンダース
製作:ヴィム・ヴェンダース
ジャン=ピエロ・リンゲル