映画『世界の中心で、愛をさけぶ』をネタばれナシであらすじ・みどころを紹介!

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映画『世界の中心で、愛をさけぶ』あらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想

2004年5月8日に公開された映画『世界の中心で、愛をさけぶ』。
この記事では、映画『世界の中心で、愛をさけぶ』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の予告編


結婚を控えていた松本朔太郎は、婚約者・藤村律子とともに引っ越し準備をしていました。そんな中、律子が突然失踪してしまいます。律子の行き先が故郷の高松であることを知った朔太郎は、急いで追いかけることに。

久しぶりに実家に帰った朔太郎は、カセットテープを聞きながら初恋の相手・廣瀬亜紀との日々を思い返していました。空前のセカチューブームを巻き起こし、大ヒットを記録した本作は、日本の小説家・片山恭一さんが手がけた同名作品が原作。

主人公・朔太郎の切ない初恋を描いた青春ラブストーリーです。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のあらすじ(ネタバレなし)

律子との結婚を間近に控えた朔太郎。引っ越しの準備中、カセットテープを見つけた律子は、書き置きを残し姿を消してしまいます。突然のことに困惑する朔太郎。ですが、偶然目にしたテレビで律子の行き先が故郷の高松であることを知り、急いで追いかけることに。

実家に帰った朔太郎は、律子が見つけたカセットテープを聞いてみることにします。すると、流れてきたのは亜紀の声でした。1986年、当時高校生だった朔太郎。同級生の亜紀は、スポーツも勉強もできて誰からも愛される存在でした。

ある日、バイクに乗っているところを亜紀に見られてしまった朔太郎。先生に告げ口されてしまうのではないかと不安になります。すると亜紀は、朔太郎のバイクの後ろに乗り込みました。

このことがきっかけで2人は仲良くなり、やがて付き合うこととなります。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の解説

日本中で一大ブームを巻き起こしたセカチュー。片山恭一さんが手がけた原作は、発売当初は発行部数8000部と、さほど話題にならなかったそう。ですが、小学館の新人営業マンの目に留まり売り込んだことがきっかけで徐々に発行部数が伸び、書店の店頭ポップや口コミで、たちまち大きな話題となり、発行部数250万部超えのベストセラーとなりました。

また、映画版で律子役を演じる柴咲コウさんの書評コメントが、帯になったことでもよく知られています。映画化のみならず、ドラマやアニメ化、さらに海外でもリメイクされるなど、世界中で愛される作品です。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のみどころ

朔太郎の恋人・亜紀役を演じた長澤まさみさんの熱演が見どころです。スポーツも勉強もできてクラスの人気者だった亜紀が、病に倒れ弱々しくなっていく様を見事に演じきっています。

また、病気で髪が抜け落ちるシーンでは、実際に頭を剃髪したという長澤まさみさん。亜紀役に対しての熱意が感じられました。また、高校生時代の朔太郎役を演じた森山未來さんにも大注目。

空港で倒れた亜紀を抱えながら、助けを求めて叫ぶ姿は涙なしでは見られません。森山未來さんと長澤まさみさんが演じる朔太郎と亜紀の切なく美しい恋物語。次世代へ引き継ぎたい名作と言えるでしょう。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の感想

原作では高校生の朔太郎と亜紀をメインに描かれていますが、映画版では大人へ成長した朔太郎の姿も交えたストーリー展開となっています。

その他にも、朔太郎の婚約者・律子の存在など、新たな人物も登場。原作を読了している方でも、新たな感動を与えてくれる作品となっています。

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』の登場人物・キャスト

松本朔太郎:大沢たかお
藤村律子:柴咲コウ
広瀬亜紀:長澤まさみ
松本朔太郎(高校生時代):森山未來
重蔵(重じぃ):山崎努
大木龍之介:宮藤官九郎
ジョニー:津田寛治
大木龍之介(高校生時代):高橋一生
ジョニー(高校生時代):古畑勝隆
藤村律子(少女時代):菅野莉央
亜紀の父:杉本哲太
出井先輩:天海祐希
松本綾子:木内みどり
映画監督:森田芳光
律子(少女時代)の母:田中美里

映画『世界の中心で、愛をさけぶ』のスタッフ

監督:行定勲
製作:本間英行
製作統括:島谷能成、近藤邦勝、安永義郎、亀井修、細野義朗、伊東雄三
プロデューサー:市川南、春名慶
協力プロデューサー:濱名一哉
原作:片山恭一「世界の中心で、愛をさけぶ」
脚本:坂元裕二、伊藤ちひろ、行定勲
撮影:篠田昇
美術:山口修
録音:伊藤裕規
照明:中村裕樹
編集:今井剛
キャスティング:田中忠雄
助監督:蔵方政俊、會田望、白石克則、兼重淳
製作担当:前田光治
音楽プロデューサー:北原京子
音楽ミキサー:吉田俊之
音楽エディター:清水和法
音響効果:柴崎憲治
スクリプター:工藤みずほ
衣装:新井正人
ヘア・メイク:細川昌子
VFXスーパーバイザー:石井教雄

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