映画『ザ・バニシング-消失-』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想を紹介!

映画

1988年10月27日に公開された映画『ザ・バニシング-消失-』。
この記事では、映画『ザ・バニシング-消失-』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『ザ・バニシング-消失-』の予告編


彼女サスキアの失踪により、精神的に鬱状態になってしまった主人公レックス。彼は年月が過ぎても、「サスキアにもう一度会いたい」その一心で、彼女の帰りを待ち続けていました。

ある日、レックス宛に届いた複数の手紙。レックスを訪ねてきたレイモンという男。二人の出会いにより、急加速していくスリル溢れた衝撃作です。

映画『ザ・バニシング-消失-』のあらすじ(ネタバレなし)

青年レックスは恋人のサスキアと共に、フランスの別荘を目指していました。途中で休憩のため寄ったドライブイン、ここが悲劇の始まりでした。飲み物を買いに行ったサスキアが、いつまで待っても帰ってきません。レックスは何度も名前を呼び探しましたが、サスキアが戻ってくることはありませんでした。

三年の月日が経ってもレックスは諦めることなく、サスキアを探していました。そんなある日、レックスの元に犯人と思われる人物から手紙が届き始めます。サスキアを見つけるきっかけになればと、奮闘するレックス。そんなレックスの前に突然現れた男レイモン。レイモンはレックスにとんでもないことを伝えるのでした。

映画『ザ・バニシング-消失-』の解説

「ザ・バニシング-消失-」は1988年に公開された映画です。1988年オランダ映画祭にて最優秀作品賞と批評家賞を受賞しました。1991年にはナショナル・ボード・オブ・レビューにて最優秀外国語映画賞を受賞するなど、世界中で高評価を受けました。

レイモンを演じたベルナール・ピエール・ドナデューは、第10回ポルト国際映画祭にて最優秀男優賞を受賞し、演技を高く評価されています。また、サスキア役のヨハンナ・テア・ステーゲの演技も評価され、1988年ヨーロピアン・フィルム・アワードにて最優秀助演女優賞を受賞しています。

今もなおサイコ・サスペンス映画として世界中から愛される作品です。

映画『ザ・バニシング-消失-』のみどころ

レイモンの行動や言動が見どころです。突然レックスの元に現れたレイモンの存在には、是非とも注目していただきたいと思います。レックスとレイモン、二人の男性が関わることで展開していくストーリーから目が離せません。また、サイコ・サスペンスらしい演出も見どころです。

俳優さん方の表情なども、細かく演じられていてすごく魅力的です。特にレイモン役のベルナール・ピエール・ドナデューの演技は、映画の中に引き込まれてしまうほど迫力がありました。見ていて鳥肌が立つくらい、レイモンという重要人物を的確に演じられていました。

映画『ザ・バニシング-消失-』の感想

私の中のサイコ・サスペンス映画の概念を変えた作品です。スリル満点なのに、しばらく経つとまた見たくなってしまう作品でもあります。

私はこの作品を通して、普段の生活では味わうことのない、たくさんの衝撃を受けました。サスペンス映画好きの方には是非見ていただきたい作品です。

映画『ザ・バニシング-消失-』の登場人物・キャスト

レイモン・ルモン:ベルナール・ピエール・ドナデュー
レックス・ホフマン:ジーン・ベルヴォーツ
サスキア・ワグター:ヨハンナ・テア・ステーゲ

映画『ザ・バニシング-消失-』のスタッフ

監督・脚本:ジョルジュ・シュルイツァー
製作:アンヌ・ロルドン
撮影:トニー・クーン
音楽:ヘンニ:ヴエリエンテン

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