映画『アザーズ』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想を紹介!

映画

2002年4月27日に公開された映画『アザーズ』。
この記事では、映画『アザーズ』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『アザーズ』の予告編


イギリスの古い洋館に住む母親グレースと2人の子供の元へ3人の黒い服に身を纏った使用人が訪ねてくるところから物語は始まります。

老女ミルズ、無口のリディア、そして庭師のタトルを迎えることにグレースは屋敷を案内します。そのことをきっかけにグレースは屋敷に潜む存在に気づいていき、やがて屋敷の過去を知ることになります。

映画『アザーズ』のあらすじ(ネタバレなし)

舞台はイギリス領ジャージー島の第二次世界大戦の直後。広大な屋敷に3人の使用人を迎えた母親グレースは、2人の子供たちが光アレルギーであること、音で偏頭痛を引き起こしてしまうため、音が鳴るような者が置かれていない環境で暮らしていることを説明します。

その後、出征した夫の不在で1人で子供の面倒を見ていたグレースは、屋敷の中で起こる奇妙な出来事により、見えない存在に脅かされるようになります。

子供たちを安全に育てるため過剰に神経質になっていたグレースは、お祓いのため神父を呼びますが、濃いきりに見舞われ神父は到着せず、夫チャールズの幻想に翻弄されていきます。

映画『アザーズ』の解説

従来のホラー映画を覆すようなストーリーで映画批評家からの高評価を得て、世界でも大ヒットを出した大人気俳優でもあるトム・クルーズが製作総指揮をとった作品です。

公開年2001年のゴールデングローブ賞にノミネートし、主演にアカデミー賞主演女優ニコール・キッドマンの緊張感漂う演技と、不気味な屋敷を背景に不可解な心理的恐怖を表現されています。

全世界で劇場公開後、各国で一位を獲得するなど興行的にも成功を収め、名だたる監督らからも絶賛されました。また、当時夫婦だった2人を中心に制作されたサスペンスホラー映画としても注目を集めました。

映画『アザーズ』のみどころ

アメリカの名俳優であるトム・クルーズが製作に携わり、ゴシック・ホラーの最高傑作としても話題となった本作は、主演女優のニコール・キッドマンの二人三脚の映画でも脚光を浴びました。

広大な屋敷に住む家族、母親グレースが光線疾患を抱える2人の子供を厳しいルールのもの生活しているという環境、そこへ現れた3人の使用人。広い屋敷内で起こる奇妙な出来事、家族以外の何者かがいる気配を感じた主人公グレースはそこに潜む何かを知ることになります。

特殊な環境下で生活を送る家族と、過去に起こった出来事から母親は子供たちを守ることができるのでしょうか。

映画『アザーズ』の感想

限られた出演者と特殊な生活環境の中、不気味な3人の使用人が怪しい展開に目が離せないホラー映画です。母親の緊迫感のある感情や光を怖がる子供たちも、屋敷に潜む見えない何かに追い詰められていくあたりはサスペンスさを感じさせてくれる怖さがあります。

映画『アザーズ』の登場人物・キャスト

役名 俳優 日本語吹替
グレース ニコール・キッドマン 戸田恵子
ミルズ夫人 フィオヌラ・フラナガン 谷育子
チャールズ クリストファー・エクルストン 加藤亮夫
アン アラキナ・マン(スペイン語版) かないみか
ニコラス ジェームズ・ベントレー(英語版) 間宮くるみ
エドマンド・タトル エリック・サイクス(英語版) 佐々木敏
リディア エレイン・キャシディ
ヴィクター アレクサンダー・ヴィンス 小池亜希子
マーリッシュ キース・アレン(英語版) 仲野裕
マーリッシュ夫人  ミシェル・フェアリー 堀江真理子
老婆 ルネ・アシドン・ャーソン(英語版) 竹口安芸子
竹口安芸子 竹口安芸子 石波義人

映画『アザーズ』のスタッフ

監督:アレハンドロ・アメナーバル
脚本:アレハンドロ・アメナーバル
製作:フェルナンド・ボバイラ
ホセ・ルイス・クエルダ(スペイン語版)
パーク・サンミン
製作総指揮:トム・クルーズ
リック・シュウォーツ
ポーラ・ワグナー
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
音楽:アレハンドロ・アメナーバル
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集:ナチョ・ルイス・カピヤス

日本語版制作スタッフ

演出:高橋剛
翻訳:木村純子
録音・調整:慎次実
録音スタジオ:東京テレビセンター
音響制作担当:中西真澄、岩田哲史
日本語版制作:マイ・ディア・ライフ

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