映画『フェイス/オフ』をネタばれナシであらすじ・みどころ・解説・感想を紹介!

映画

1998年2月28日に公開された映画『フェイス/オフ』。
この記事では、映画『フェイス/オフ』のあらすじ(ネタばれナシ)・みどころ・解説・感想をご紹介します。

映画『フェイス/オフ』の予告編


冷酷無比なテロリスト、トロイに最愛の息子を亡き者にされたFBI捜査官のアーチャー。執念の捜査で、トロイを捕まえることに成功します。

街に仕掛けた細菌爆弾のありかを探るため、アーチャーはトロイの顔を移植。トロイになり代わり、トロイの弟・ポラックスへの接触を試みます。

アクション映画の巨匠、ジョン・ウーのハリウッド進出第3弾。互いの顔を取り替えた2人の男の、壮絶な闘いを描いたバイオレンス・アクションです。

映画『フェイス/オフ』のあらすじ(ネタバレなし)

アメリカ・ロサンゼルス。テロリストのキャスター・トロイに息子を亡き者にされたFBI捜査官のショーン・アーチャー。執念の捜査を続けていたショーンは、飛行場にいたキャスターを捕まえることに成功します。

キャスターの逮捕に、喜ぶFBI本部。そんな中、特殊班に呼ばれたショーンは、キャスターがロサンゼルスの街のどこかに細菌爆弾を仕掛けたことを聞かされます。キャスターは追撃戦の際に、重傷を負い昏睡状態。とても話を聞ける状態ではありません。

キャスターになり代わり、ポラックスから爆弾のありかを聞き出すよう指示されたショーン。当初は反発しますが他に方法がなく、ショーンは仲間にも極秘で、キャスターの顔を移植することに決めます。

映画『フェイス/オフ』の解説

本作は、FBIと凶悪犯、お互いの顔を入れ替えて戦うという異色のアクション大作です。「男たちの挽歌」などで脚光を浴び、香港ノワールというジャンルを確立したジョン・ウー監督。

「ハード・ターゲット」でハリウッド進出を果たして以降、本作の「フェイス・オフ」や「M:I-2 (ミッション:インポッシブル2)」など、数々の大ヒット作を生み出しました。

ちなみに本作の脚本は、マイク・ワーブとマイケル・コリアリーのコンビによるもの。当初は200年後のアメリカを舞台にしたSF映画だったそうですが、ジョン・ウーが舞台を現代に戻したり、登場人物に人間性を持たせるなど、脚本を大幅に改変。そして映画化に至った作品なんだそうです。

映画『フェイス/オフ』のみどころ

本作は、大迫力のアクションシーンが見どころです。ジョン・ウーの代名詞とも言われる、2丁拳銃、スローモーションを取り入れたアクションシーンが登場。

さらに、主演を務めたニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの至近距離で銃を構え合うメキシカン・スタンドオフのシーンなど、見応え十分な作品となっています。

また、ジョン・ウー監督作品では白い鳩が飛んでいることで有名ですが、その理由は「愛と平和」の意味が込められているんだそうです。本作でも鳩が飛んでいるので、どのシーンで登場するか、探してみるのも面白いかもしれません。

映画『フェイス/オフ』の感想

ニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの2大スターが共演し、さらにアクション映画の巨匠ジョン・ウーが監督を務める本作。期待を裏切らない、大満足のアクション大作です。

顔を互いに入れ替えてからの、ニコラス・ケイジとジョン・トラボルタの変貌ぶりは、さすがとしか言いようがありません。また、アクションのみならず家族愛も描かれており、希望あふれるラストが感動する作品でした。

映画『フェイス/オフ』の登場人物・キャスト

ショーン・アーチャー:ジョン・トラヴォルタ
キャスター・トロイ:ニコラス・ケイジ
イヴ・アーチャー:ジョアン・アレン
サーシャ・ハスラー:ジーナ・ガーション
ポラックス・トロイ:アレッサンドロ・ニヴォラ
ディートリッヒ・ハスラー:ニック・カサヴェテス
ジェイミー・アーチャー:ドミニク・スウェイン
ヴィクター・ラザロ:ハーブ・プリズネル
ウォルシュ医師:コルム・フィオール
ホリス・ミラー:CCH・パウンダー
ティト・ビオンディ:ロバート・ウィズダム
ヒックス:トーマス・ジェーン
アダム:デイビット・マッカーリー

映画『フェイス/オフ』のスタッフ

監督:ジョン・ウー
脚本:マイク・ワーブ、マイケル・コリアリー
製作:デヴィッド・パーマット、テレンス・チャン、クリストファー・ゴドシック、バリー・M・オズボーン
製作総指揮:マイケル・ダグラス、ジョナサン・D・クレイン、スティーヴン・ルーサー
音楽:ジョン・パウエル
主題歌:「Don’t Loose a Head」INXS
撮影:オリヴァー・ウッド
編集:スティーヴン・ケンパー、クリスチャン・ワグナー

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